Development of an Evolutionary Agent-based Network Simulator
【大阪大学】 中野 賢(スーパークリエイター)
Development of an Evolutionary Agent-based Network Simulator
背景
現在、コンピュータネットワークの大規模複雑化が急速に進んでいる。
このような環境に対応していくために、今後のネットワークは、拡張性、適応性、ロバスト性といった機能や特性をもつことが要求される。
更に、ネットワークに自律性をもたせて、人的要素を排除し、管理運用コストを削減することが望ましい。
成果
本プロジェクトでは、自律エージェントを使うことで拡張性 ・ 適応性 ・ ロバスト性をもつネットワークを設計できることに着目し、自律エージェントに
基づくネットワークの設計手法を容易に検証できるシミュレータを開発した。
市場にもたらす効果
エージェントを用いたネットワークの設計手法が一般の人々やネットワークの管理者に普及すること、更に長期的には、ネットワークソリューションや
製品開発につながり、先進的な次世代 IT 基盤技術の実現が期待できる。
・ 3層構造のシミュレータ ・ アーキテクチャ
・ 拡張性の高いモジュール構造と Java による実装
・ 大規模シミュレーション実行例 ( エージェント数 100 万、ネットワークノード数 10 万、まで稼動確認。 )
ネットワーク・シミュレーション実行例
1.ネットワーク環境の設定
2.物理ネットワークの設計 ( ノードとリンクの配置、ルーティングテーブルの構築など )
3.論理ネットワークの設計 ( オーバレイ ・ プラットフォームの構築と仮想リンクの設定 )
4.ネットワーク ・ サービスエージェントの設計と配置
5.ユーザ ・ サービス要求パタンの設定
6.シミュレーション実行
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