複数人で身体を動かし音楽を奏でる場を形成する楽器の開発
【筑波大学情報学群情報メディア創成学類】 鎌谷 崇広
【東京大学教養学部】 貝田 龍太
私たちは複数人が身体を動かして演奏を行う楽器 beacon 2 を開発しました。
身体一つで楽器の周りに集うことで演奏することができます。
この楽器を通じて身体動作と音楽表現を結ぶ新たな芸術を提案します。
演奏方法
・ 回転する光の弦と身体を交差させることで音を鳴らす
・ 身体の動き ( 主に足の動き ) に応じて音の性質が変化する
音の性質
・ 床面近い平面上における楽器と身体との距離に応じて音高が変化する
・ 音高の変化は連続 ( ピアノ的 ) または段階的 ( テルミン的 ) に設定可能
・ 交差している間に物体と楽器との距離が変化するとピッチベンドになる。交差している間に地面から足を離すと音はミュートする
・ 光の弦を踏むことで強い音を鳴らしたり強弱を付けることができる
・ 物体の長さによって音の減衰率が変化
beacon2の特徴
【 レーザー投影部 】 ミラーを用い床面に投影
【 スピーカー 】
【 小型パソコン 】 データ処理や連携ソフトとの連携を行う
【 測域センサー 】 床面近くの平面上にある楽器の周りの障害物との距離を測距する
開発のポイント
(1) 身体動作と音楽表現の確実な連携
楽器の周辺の物体を個別に認識し、それぞれの物体の長さや楽器からの距離に応じて、生成する音の性質を変化させる
(2) 演奏表現生性の向上
リズム指示弦や弦の節々の光の点によって音階やリズムを指示
(3) 既存曲の演奏支援
自分の演奏したい曲を連携ソフトウェアに打ち込み、演奏支援を受けることができる
開発成果の詳細はこちら
この開発成果情報をシェアする
関連記事
注目の未踏開発情報
年度別で選ぶ
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度未踏ユース
- 2010年度未踏本体
- 2009年度未踏ユース下期
- 2009年度未踏ユース上期
- 2009年度未踏本体下期
- 2009年度未踏本体上期
- 2008年度未踏ユース下期
- 2008年度未踏ユース上期
- 2008年度未踏本体下期
- 2008年度未踏本体上期
- 2007年度未踏ユースⅡ期
- 2007年度未踏ユースⅠ期
- 2007年度未踏本体Ⅱ期
- 2007年度未踏本体Ⅰ期
- 2006年度未踏ユース下期
- 2006年度未踏ユース上期
- 2006年度未踏本体下期
- 2006年度未踏本体上期
- 2005年度未踏ユース
- 2005年度未踏本体下期
- 2005年度未踏本体上期
- 2004年度未踏ユース
- 2004年度未踏本体第2回
- 2004年度未踏本体第1回
- 2003年度未踏ユース
- 2003年度未踏本体
- 2002年度未踏ユース
- 2002年度未踏本体
- 2001年度
- 2000年度