大規模な3次元写真データの編集システムの開発

本田 浩一郎

開発の概要

3次元情報を考慮することで、複数写真を一貫性を持ちながら同時編集するシステム。

背景・目的

いままで簡単そうでできなかった、「 違う写真の同じ物体 」 に、一貫した編集を加えたい。

【 3次元構成 】 複数の写真を入れて
   ↓
【 編集作業 】 ひとつ編集を加えると
   ↓
【 伝搬 】 自動で全てに適用

ユーザにもたらす効果

効率性

◎ 複数画像への処理は、従来のバッチ処理だけじゃ済むことは少ない。でも、細かい編集作業を手動で何十枚もやりたくない!
このシステムなら、1枚の編集だけで処理が完了

拡張性

◎ 編集伝搬というアイディア自体は、どんな処理に対しても応用が可能。また、3次元インタフェースを備え、CG コンテンツとの統合も可能。

正確性

◎ ズレのない整合性が取れた編集を、数十枚に渡って手動で行うのはほとんど無理!
このシステムなら最適な位置に自動で編集を伝搬してくれる。

ユーザに向けたメッセージ

写真から3次元の情報を取り出す技術は、近年注目を浴びてきています。
2次元の写真の編集に、3次元情報を使用すると、今までの写真編集ツールでは出来なかったことが、たくさんできるようになります。
このシステムではそのプロトタイプを実装しています。

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