OSSモデルカリキュラムの位置づけと拡充

OSSモデルカリキュラムV1の位置づけ

 2007年からOSS技術教育のための調査を実施し、2008年にOSS知識の学習者及び講師を対象として、「モデルコースウェア(シラバス)」「学習ガイダンス」から構成される、OSSカリキュラムバージョンV1を発表しました。
 各科目の学習を通して習得することが期待される根幹知識・概念を解説(53科目)しています。
 また、この10年を通して、OSSは政府・企業等の情報システムや情報家電等の組み込みシステムに採用され、ソフトウェア開発の新たな方法論としてのOSS開発プロセスの研究・知見が蓄積されてきています。


OSSモデルカリキュラムの位置づけ

OSSモデルカリキュラムV2の位置づけ

 OSSモデルカリキュラムV1について拡充を実施、2009年度は組み込み分野、2010年度はシステム分野について「モデルコースウェア(シラバス)」「学習ガイダンス」の改定を行いOSSカリキュラムバージョンV2を発表しました。
 各科目の基礎と応用を分離し学習を通して習得することが期待される根幹知識・概念を解説(54科目)しています。


OSSモデルカリキュラムの位置づけ

OSSモデルカリキュラムV1とV2

 OSS開発者を育成する観点から、OSSモデルカリキュラムV1の改訂・増補・統廃合(以下、拡充)を実施し、OSSの特長を学ぶことを主としたものに再編、再体系化を行いました。
 V1の拡充作業により2009年度14知識・24科目、2010年度15知識・29科目に対して拡充を実施しました。

OSSモデルカリキュラムV2

OSSモデルカリキュラムV1とV2の対応表

分野 No.
V1 V2 知識項目
1 基礎 1-1

内容見直し

OSSの概要に関する知識
1-2

内容見直し

法務分野に関する知識
1-3
内容見直し
コンピュータシステムに関する知識
1-4
内容見直し
システムアーキテクチャに関する知識
2 システム 2-1
内容見直し
Linuxの概念や基本操作に関する知識
2-2
内容見直し
Linuxのカーネルに関する知識
2-3
内容見直し
Linuxのシステム管理に関する知識
2-4
内容見直し
Linuxのシステムプログラミングに関する知識
2-5
内容見直し
ネットワークサーバ管理に関する知識
2-6
内容見直し
クラスタシステム構築に関する知識
3 ネットワーク 3-1
内容見直し
ネットワーク・アーキテクチャに関する知識
3-2
内容見直し
ネットワーク管理に関する知識
4 プログラミング 4-1

内容見直し

Javaに関する知識
4-2

内容見直し
、分割

Cに関する知識
4-3

内容見直し
、分割

C++に関する知識
4-4

内容見直し

スクリプト言語に関する知識
4-5

新規知識項目

Webアプリケーション開発に関する知識
5 開発体系 5-1

内容見直し

開発フレームワークに関する知識
5-2

内容見直し

開発ツールに関する知識
5-3

内容見直し

統合開発環境に関する知識
5-4

新規知識項目

OSS開発プロセスに関する知識
5-5

新規知識項目

OSSコミュニティマネジメントに関する知識
6 セキュリティ 6-1
内容見直し
暗号化に関する知識
6-2
内容見直し
ネットワークセキュリティに関する知識
6-3
内容見直し
OSセキュリティに関する知識
7 RDB 7-1
内容見直し
RDBに関する基礎知識
7-2
内容見直し
RDBシステム管理に関する知識
8 組み込みソフトウェア 8-1

組み込みアプリケーションに関する知識を取込、統合

組み込みシステム開発に関する知識
8-2

内容見直し

組み込み開発環境に関する知識
8-3

新規知識項目

デバイスドライバ開発に関する知識