【活用事例2】日本工業大学:情報セキュリティ教育コンテンツ 

基礎から高度まで情報セキュリティ工学の全領域を網羅 グループ演習シートも有効に活用

 本講義は、サイバー攻撃等、セキュリティ侵害の多発で昨今重要度が増している暗号技術やネットワークセキュリティ技術、その関連ソフトウェア技術を取り上げ、実習を交えて行っている。

 2012年度は自身で作成した教材を使っていたが、エントリーレベルの授業に向く習得率の高い教材ということで、情報セキュリティ実践的教育コンテンツを採用した。同コンテンツのシラバスを基本に、2012年度のシラバスをマージしている。シラバスや教材の作成にかかる工数を削減できた。

 特に情報セキュリティの基礎的素養を身に付ける上で、情報セキュリティ脅威と対策、情報セキュリティの要素技術、IPA提供のAppGoatを用いたWebアプリケーションのセキュリティ演習等は、十分に活用できた。また、スライドがビジュアルでわかりやすい点、現実の企業ネットワークへのセキュリティ対策技術の適用例も多く収録されている点も利用のメリットと言える。豊富なサンプルとして、自校の学生のレベルに合わせてカスタマイズをしながら利用するスタイルが向いていると思われる。

 工学部の学生ということで、汎用的教育コンテンツのレベルを超える高度な専門知識も必要となるため、適宜補いながら利用している。なお、付属するグループ演習シートは本講義にとてもマッチしており、課題に対するディスカッションや発表を重ねることで、互いに理解を深めることができた。

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日本工業大学
電子情報メディア学群 情報工学科 講師 松本匡通氏
(株式会社サイバー創研 調査研究事業部門 主席コンサルタント)

●科目名:情報セキュリティ工学・演習
●学年:学部3年次
●受講学生数:約45名
●利用期間: 2013年9月~2014年1月

「汎用的教育コンテンツ[概要と活用事例]」(PDF形式)[759KB]